意識がはっきりするまで頭を振ったが、もう既に依頼主はラウンジを出ていってしまったらしく、姿は視界内に見当たらなかった。 依頼主より遅れる事は、多大な迷惑をかける事になる。そうなる前に急いで後を追おうと立ち上がった瞬間、ニコニコ笑顔のムツミに…
極東支部・ラウンジ 一日の中で一番暑い時間帯、正午過ぎ。食を摂りに集まる神機使いも多いからか空席が少なく、とても賑わっている。 「ムツミちゃん!オムライスの普通のを一つお願いしますねー」 たった今オムライスを選んだ神機使いも午前の周回が終わり、…
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